五感授業 3時間目
「五感で探り話そう」
授業意図 自分で五感を使ってどのような探究ができるかを実際に行い、身体を使うことによりいろいろな調べができることを考える。
授業構成
① 見ること、聞くこと、嗅ぐこと、味わうこと、触れることで探る。
メニュー2 自分で探る
導入
昆虫食について自販機での実物を通して考える。
『小学生新聞』にこんな写真が載っていました。どんな写真だと思いますか」
昆虫食の自販機です。写真をクリックしてみてください。
先生はアメ横センタービルにある自販機で、「サソリのアーマーテイル」と「コオロギせんべい」を買いました。どんなものかあけてみましょうか。
「昆虫食をどう思いますか?」
視覚
教室にある言葉や数を見つける。どんな言葉や数があるか。
「教室にある言葉や数を見つけてみましょう。どんな意味があるか後で教えて下さい。」
お風呂屋さんや温泉にあるポスターにはどのようなイラストや文字があるか。
「ポスターを見て、どんなイラストや文字があるでしょうか。教えて下さい」
スーパーやドラッグストアーの広告にはどのような文字や数字があるか。
「広告を見て、どんな文字や数字があるでしょうか。教えて下さい。」
聴覚
周りのどこでどんな音が聞こえるかよく聞いてみる。
「どこでどんな音が聞こえたか後で教えて下さい。」
嗅覚
芳香剤と消臭剤の臭いを嗅いでみる。
「あなたのまわりには臭いをつけるものと消すものがあるでしょう。そんな臭いをかいでみ
ましょう。どんな感じがしたか後で教えて下さい。」
味覚
日本食の代表の一つであるお寿司の味について考える。
「お寿司はすきですか。どんなお寿司が特に好きですか。」
一番好きな食べ物の食感を考える。
「一番好きな食べ物を選んでください。食べ物を口の中に入れた時の感じを食感といいます。
一番好きな食べ物はどんな食感ですか。」
触覚
いろいろな紙を触り、手触りの違いについて考える。
「あなたの周りには色々な紙があるでしょう。その色々な紙を触ってどのような違いがあ
るでしょうか。後で教えて下さい。」
参考文献
山下柚実、岸尾祐二著『子どもを育てる五感スクール 感覚を磨く25のメソッド』東洋館出版、2006年発行。テキストのイラストは本書から引用しました。